悲観的な見通し pessimistic view 2005 10 2

 最近、私は、日本の未来に対して、悲観的です。
それは、こういうことを聞いたからです。
 一般的に、若い時は、反骨精神が強く、
年を取れば、保守的になっていくと言われています。
 しかし、今は、「逆だ」と聞きました。
今の子供や若者は、勝ち馬に乗ろうとする気持ちが強いそうです。
だから、勝ち馬がはっきりするまで、態度が明白にならないそうです。
 これは、心理的には、失敗を恐れる気持ちが強いと言えるでしょう。
あるいは、みんなから「仲間はずれ」になりたくない気持ちが非常に強いと思います。
 「失敗や挫折を避けたい、いつも主流派にいれば間違いない」。
そういう気持ちでしょうか。
 しかし、失敗は、若者の特権です。
いくら若者が失敗をしても、誰も非難はしません。
失敗できるということは、あるいは、何度も挑戦できるということは、
若者に与えられた特権なのです。
 年を取れば、もう失敗はできないのです。
それは、寿命を考えれば、わかることです。
だから、老人は、保守的になるのです。
また、家族がいる中年も、保守的にならざるを得ないのです。
 若者には、長い未来があるのです。
だから、何度でも失敗し、何度でも挑戦すべきです。
 どうして、若者は、老人になろうとするのか。
肉体的には若者でも、精神的には老人です。






























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